2010年02月18日

親の価値観。

国母君・・・素晴らしかったと思います。

メダルだとか世界8位に悔しいとか、嬉しかったとかではなく、
「自分のスタイルを貫けたこと」に誇りを持っている!
という一言に、私は一貫性を感じ、非常に共感を受けました。

彼の顔面から血を出してでもインタビューに答える姿をみて、
やんちゃ坊と見えたか、挑戦者と見えたかは、受け手側の自由ですし、
亀田ファミリーや朝青龍の次の悪者を探して喜ぶ人もいるでしょうが。

国際大会で活躍する彼のパフォーマンスをみる前から、
いや、その姿をみようともせず、「態度を改めるべきだ!」と、
騒ぎに騒いだ今回の騒動は、完全に価値観の押し付けだと思います。

そんな相手を理解しようとせず、のっけから排他するスタンスに、
コニュニケーションの欠如を感じますし、自分達の位置から一方的に、
当人の大切にしている価値観に口出して攻撃しまくる…
それは、ちょっと偉そうな大人たちの<横暴>が過ぎやしないか?と。


私はこの偉そうな大人たち(コミュニケーション能力のない人々)の
ワガママな感覚がどうも好きになれません。いつも被害者は子供です。

今年も就職活動生の親から問い合わせを何件か受けています。
就職エージェントサービスに直接関係のないことがほとんどですが、
「ウチの子が困っていて、私が変わりに電話を・・・」と大登場です。

中には、「お金を払うから面倒見て下さい・・・」と言う電話、
逆に、「他社にお金を払ったら、高すぎたのよ・・・」と言う電話、
色々なお問い合わせを頂きます。真逆ですね。。。勝手なモンです。

就職エージェントには学生からお金を取る商品はなので、
そのあたりはアドバイスできませんし、もしお金を払うとしても、
それは本人が自分の財布でやるものなんではないでしょうかね???
もう成人式から数年たっているんですから・・・本人責任でしょ。

親の仕事は自分(自分たち世代)の価値観を押し付けることではなく、
本人達から出てきた価値観を認め、その成長を守ることだと思います。

どーも、腑に落ちないです。本人はどう思っているんですかね?
中心は本人なんですよね。本人がどう感じて、本人が責任を取るか?

時に価値観を引っぱり出すことも、寒さに震えさせることも、
ハーフパイプに叩きつけ怪我ををさせることもするべきだと思います。
親が意識的に、ある程度の年齢に達した子供(という生命)に、
価値観を植え付けることなど、新時代への侮辱だとすら思います。


価値観の確立の中心が本人である以上、
親が本人のことにどう感じたか?が重要ではないはずです。

血まみれ国母選手が「両親に感謝ッス」というのは話題にあがっても、
国保選手の親が彼のスノボースタイルやファッションを決めていたら、
笑ってしまいますけど・・・就活ではスーツを親と買いに行く…と。

親の世代がTV視聴者の中心の世代だし、その世代の人数も多いから、
視聴率やらなんやらを考えての番組構成やコメンテーターの一言に、
「正義はこうですよね!奥さん達どうおもうます?」
となるんでしょうが・・・本質はどこにあるのか?

正義は数が多い方の感覚ではないと思いますけどね・・・。

不安や危険が多くあっても、本人が選んだ道を見守るべきで、
不安や危険が多いかどうか?を本人の代わりに調べてあげるのは、
親の仕事ではないと思いますよ。就活に関しては確実に。


親の一言で進路を決めるような就活生にはなってほしくないものです。



posted by 就職エージェント熊沢 at 23:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 編集後記“最近どう?” | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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