2009年08月23日

竜馬がいく。

翌朝は、候補者について街を回る。
いや、街ではない。文字通りの山岳地帯。

一次産業と、山と空と川しか目に入ってこない。
時々、一次産業すら見えなくなる。

これじゃ、隣のトトロに出てくる風景の方が都会だ。

これが日本の故郷の大半の風景なのだろう・・・と、
昨日のシャッター街を思い出しながら、ひたすらに手を振る。

そして、この風景の中から、
どうして坂本竜馬という人の想像力は、世界を捉えたのか、
それが私の想像力の外側にあって捉えられなかった。

日焼け.JPG

真っ赤に日焼けした腕と枯れた声と、お土産を引っさげて、
東京に帰ってきて、思うことは。。。

働く・・・その言葉の重み。

フリーターだ。
ニートだ。
第二新卒だ。
失業者だ。
リストラだ。
高齢者雇用だ。

もの凄く身近で起きている現象だけに、
私の当事者意識が薄まっていることに気がつかされた。

自分に働く場所があることに、感謝を感じ、背筋が伸びた。


また、来月から次の就活生の前で連日、叫ぶ日々が始まる。

今年の就活は去年より酷いだろう。いろんな意味で酷いだろう。

日本社会というフラスコの中に、不況という気体が発生し、
その中で、企業がアメーバーのように既存の形を変えていく。

何も解決しないまま、誰も解決できないまま。

本人達は気づかぬうちに、大学と言う試験管の中で育った学生たちが、
そのフラスコの中に注がれていく。まだ生まれたばかり、
いや生まれようとしている弱者と呼ばれる学生達の
<働く権利>を勝ち取る戦いは、そうやって、また始まっていく。

できれば、光を放ち、その不況という気体を
強烈に消し飛ばす今年の試験管の物質達であってほしい。



「苦しいよね・・・悔しいこともたくさんあるよね。
 でも、これは聖書に書いてあることだけど、神様は常に、
弱いものの姿で自分の前に出てくるものなんだってよ。」

s-CA390119001.jpg

昨晩、友人が、カツオを前にして教えてくれた話が、
私の中で木霊する。まったく宗教には疎い私でも、
学生さんの笑顔が天使に似ている。。。と、想像することは出来る。

その天使達の翼を大きく、そして、その翼が折れても、
大地に落ちても、しっかりと歩いていく筋力を身につけてもらうため、
日本がひっくり返るかもっしれない、この夏は、
久しぶりに「竜馬がいく」を、読み直したくなった。

絶対的に私に不足している「現実想像力」を武器にするために。



posted by 就職エージェント熊沢 at 23:24| Comment(0) | TrackBack(0) | <特>旅を住処とす。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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