就職エージェント 熊沢です。
昨日と今日は、山中湖に来ています。
山中湖?と思った方・・・ここです↓ここ。
東海大学の就職合宿に関してのお仕事を頂き、
企画・設計をやらせて頂きました。
・・・と言っても学生さんの参加は50名で、
4年生が数人フォローに入ってくれますので、
1人でやったわけではありません。
企画の主催者でいらっしゃる教授の先生の過去の
教え子たち(3年生からみたら兄弟子ですね。)が集まり、
徹底的にしごく2日間の筋書きをやらせて頂いたというわけです。
兄弟子たちは、マスコミ業界やら旅行業界と言った人気業界から、
自動車や金融や通信という採用数が大きい業界まで様々で、
総勢12名の社会人が夜中まで学生さんをシゴキにシゴキます。
ま、日中は全員スーツで模擬面接特訓コースですが、
夜はOB訪問の延長戦のようなものですね。
さすがに先に寝るわけにもいかず、私も3時過ぎまで付き合いました。
ただ、2日間で3年生の学生達の顔色が変ったのを感じたので、
やりつくした感覚を抱えて、セミナーハウスを後にしました。
さすがの私も、疲れてドロドロになった感覚です。
今回の合宿で学生さんたちに一番感じてほしかったのは、
「面接は美しい状態で終わらない・・・勿論、就活も。」
ということです。どんなロジックになってしまっても、
なんとか意志をもって、ゴールに向かうことでしか、門は開きません。
もしかしたら、初めて受注する仕事とは、そんなものかもしれません。
内定というのは社会から初めて受注する信用→仕事ですからね。
きっと面接を奇麗に格好よく乗り切れると思っている学生さんは、
一生懸命にやっている大人をみたことがないのでしょう。
ドラマに出てくる誇張された美しい・スマートな社会人などおらず、
実は、どんな大企業の人でも無駄なことを必死でやっているのです。
それを先輩たちが、合宿に参加して、
「ドロドロになって後輩の面倒をみますよ。それが社会から
託された私の仕事ならば・・・」と背中を見せてくれるわけです。
見返りはお金ではなく・・・
社会貢献。。。先生への恩返し。。。未来に期待をしたい。。。
そんなもの・・・で、です。
ホスピタリティというものよりもっと利己的に、
ドロドロになる背中を見せてくれるわけです。
そういう感覚が時代や社会をつくっていくのだと思います。
いやー、先輩達ってのは、デカイですね。
まるで富士山のようにデカイですねー。
坂本龍馬が富士山を見て「日本一の男になりたい!」と言ったと、
司馬遼太郎さんが書いてますが、、、
お正月に先輩に社会人術を、
深夜まで稽古つけてもらえる合宿なんて、
なんて素晴しい機会なんでしょう・・・。
いつか、その先輩を乗り越えて、日本一になってください。